【自転車】チューブレスタイヤのパンク対策。必携アイテムを紹介!

スポーツ

この記事を読むとこんなことがわかります

■ パンクをさせないためには
■ チューブレスタイヤのメリット・デメリット
■ パンクした時の対処法
■ ライド必携 パンク修理アイテム
■ 最後に

パンクさせないためには

① 空気圧管理
② タイヤの寿命をチェック
③ シーラント剤の管理
空気圧管理

 まず①「空気圧管理」についてです。タイヤ、ホイール規定範囲内の空気圧を維持して走行しましょう。正直、一般的なクリンチャー(チューブド)タイヤよりかは、さほど気にしなくて良いポイントではあります。空気圧を落として走行できること、これがチューブレスタイヤの最大の魅力ですからね。
 しかしあえてリスクを挙げるとするなら、空気圧の落とし過ぎには要注意で、なぜかと言うと段差に乗り上げた時にリムうちによるホイールの破損が起こりうるからです。カーボンリムだったら割れ、アルミだったら凹んでしまう危険性があり、そうなるとタイヤがハマらずにパンクの原因になってしまいます。

タイヤの寿命をチェック

急ブレーキをかけませんでしたか?
ケーシング(ゴムの内側の繊維)が見えていないですか?
5000㎞前後(あくまでも目安)走っていませんか?

 タイヤの摩耗でゴムが劣化している場合は要注意です。ライド前には目視で点検して、必要であればタイヤ交換しましょう。

シーラント剤の管理

 多くのチューブレスタイヤは、シーラント剤をタイヤ内側に入れた仕様になっています。これをチューブレスレディシステムと呼んでいます。走行中、タイヤに穴が開いてしまった場合、シーラント剤が穴を一時的に埋めてくれ空気が一気に抜けるのを防いでくれるシステムです。
 このシーラント剤はメーカーにもよりますが、半年で注ぎ足す必要があります。タイヤ内側で液体が蒸発し固まってしまうからです。

チューブレスタイヤのメリット・デメリット

メリット

■ チューブが入っていないため、リムうちパンクを気にしなくて良い

■空気圧を下げることが出来るため
①グリップ力UP
②乗り心地やわらかい

デメリット

■シーラント剤が入っているため
①パンクしたら処理が少し手間
②シーラント剤の補充が必要

■タイヤ本体が割高

パンクした時の対処方法

私は3パターンあると認識おり、自らも実践しています。
※下記はすべて応急処置なので、帰宅後修理することをお勧めします。

☑ タイヤ内のシーラントが埋めてくれる(必要なら空気入れるくらいで特に何もしない)

☑ シーラントで埋まらない大きな穴は、専用のゴム製プラグで埋めて空気を入れなおす

☑ チューブをいれる(クリンチャーにする)

 1つ目は、小さい穴なら走行していればシーラント剤で勝手に塞がります。必要に応じて携帯ポンプで空気を補充しましょう。あくまでも応急処置なので、その後は新しいタイヤに交換する必要があります。

 2つ目。これには特殊工具が必要です。有名なところでいうとLEZYNE(レザイン)が販売している、「TUBELESS KIT」です。 ゴム製のプラグをタイヤに埋め込んで穴を塞ぐ処置をします。プラグの末端が表に出るので、カットするために小さいハサミ等持っておくと便利です。

3つ目は、クリンチャーにしちゃいましょう。注意点としては、タイヤ内に残っているシーラント剤を取り除かないといけないことです。私はウェスでふき取るようにしており、ウェス2枚をチューブと一緒に袋に入れて携行しています。ちなみに大きな穴が開くとチューブが隙間から出てくるので、「タイヤブート(タイヤの穴を内側から補修するシール)」を持っておくといいですよ。タイヤの穴を内側から補修するシールです。

ライド必携 パンク修理アイテム

☑ 携帯ポンプ
個人的なおすすめは、割り切った超小型のもの。ライド中のパンク頻度は高くないですから、空気入れに快適性は求めなくてもいいのかなと思っています。

☑ 交換用チューブ
自分のタイヤ幅にあったチューブを選びましょう。

☑ タイヤプラグ
先程ご紹介したタイヤの穴を塞ぐゴム製のプラグです。

☑ タイヤレバー
タイヤをホイールから外すのに使用する工具です。なくても出来るんですが、特にチューブレスタイヤはクリンチャータイヤよりも、しっかり取り付けられているので素手での脱着は厳しい場合があります。軽いので持っていた方が良いと思います。


☑ ウェス
タイヤ内側についたシーラント剤をふき取るものです。2枚くらいライドに持っていくと良いと思いますよ。家で行うメンテナンス、洗車やチェーンオイルの注油などでも活躍するので持っていて損はないと思います。

最後に

 いかがでしたか?空気圧管理をしていればパンクはめったに起こりません。だからと言って、知識も修理アイテムも持っていなかったらどうにもなりませんからね。
 いざというときに自分で対処できれば、さらに自転車が好きになること間違いありません。是非、以上で紹介した物や知識を活用していただき、安心安全な自転車ライフを送ってください!

それではまた!!

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