ERGモード【効率的なトレーニング】Zwift ERGモードは使わない 

トレーニング

 こんにちは、keigolianです。

 Zwiftでトレーニングをしていると、「ERGモード」がどういうものなのか気になってきませんか?

男性ローディー
男性ローディー

ERGモードってどんな影響があるんでしょうか?教えてください。

女性ローディー
女性ローディー

ERGモードは使ったほうが良いんですか?どういう効果があるのでしょうか。

  以上のような質問にお答えする記事となっています。

☑ 今回の記事の内容

・ERGモードとは何なのか
・ERGモードを使うべきか
・ERGモードのメリットデメリット

 最後まで読んでいただけると嬉しいです。

ERGモードとは

そもそもERGとは何なのか

☑ ERG = Ergometer 

エルゴメーターとは、運動競技の各種において競技者の身体能力を計測するためのスポーツ器具である。適切な運動強度でトレーニングを実施することができ、身体能力の向上や健康増進の管理に役立つ。通称、エルゴ。(Wikipediaより)

 Zwift(ズイフト)だけではなく、自転車競技マシンで使用されているようですね。

 Wikipediaの解説を読む限りは、僕らにとってはメリットでしか無さそうですが・・・

ZwiftのERGモード

 Zwiftにおける、ERGモードとはどんな役割を果たしているのか見ていきましょう。

☑ Zwift ERGモード

ERGモードが使えるのはワークアウトのみ

ERGモードは、あなたのケイデンスに基づく特定の目標ワット数に合わせて負荷を調整してくれる機能です。(Zwift公式ページ参照

 大前提として、目標ワット数に負荷を自動調整する機能ですが、ここでポイントなのは「ケイデンスに基づく」ということ

 仕組みは理解していませんが、ZwiftのERGモードは以下です。

☑ 負荷の自動調整

・ローケイデンスだとペダリングは重くなる
・ハイケイデンスだとペダリングは軽くなる

ERGモード その他の留意点

大きな特徴はわかりましたが、他の留意点は何でしょうか。

☑ ERGモード その他の留意点

・ギアチェンジは不要
・コース勾配は無関係

 ワークアウトの目標ワット数に合わせて負荷が自動調整されるので、ギアチェンジは不要です。

 勾配も無関係なので気にする必要はありません。一定のギアでペダリングしても大丈夫です。

ERGモード メリット・デメリット

 僕が思う、Zwift(ズイフト)ERGモードのメリット・デメリットをお伝えします。

 これは主観が入るので参考程度にしていただけると助かります。

メリット

一定の目標ワット数で踏むことが出来る。
☑ ERGモードを使うメリット

・ペダリングが乱れても目標ワットが出せる。
・ワークアウトをやっているという事を大きく感じることが出来る。

 これ以外に思いつきませんでした。

 なので、僕はZwiftワークアウトを始めて間もない初心者の方以外は、ERGモードは切った方が良いと思っています。

デメリット

☑ ERGモードを使うデメリット

・ペダリングが上達しにくい
・疲れてケイデンスが下がると、ペダリングが重くなり元のケイデンスに戻らない
・余裕があっても目標ワット数以上は出力出来ない

※ワークアウト中に目標ワット数を上げ下げする調整は可能です。スマホアプリでも可能。

ワークアウト途中で強度の切り替えはココ

 どんな雑にペダリングしても回せていれば目標ワット数を出力できてしまうので、ペダリング技術は伸びないんじゃないかと思います。

 疲労がたまってくるとケイデンスが下がってきますが、ケイデンスの低下はワークアウトへの復帰を限りなく不可能な状態に追い込みます。

 そして逆に、体力に余裕があっても目標ワット数以上は出せません。いくら踏んでも目標ワット数どまりです。

 2つ目と3つ目の体力とERGモードの関係は次項で詳しく掘り下げて記載します。

ERGモードは使わない方が良い

パワーはブレるが、このブレは実走感(ケイデンス、ポジション)が生み出す。

 結論を言うと、ERGモードは使わずにワークアウトをこなした方がメリットが多いと思っています。

☑ ERGモードは使わない方が良い理由

・ワークアウトを最後までやりきる確率を上げるため
・実走で必要な感覚を養えるため
・体力に余裕があるときは出力を上げるため

ワークアウトを完走する確率を上げるため

 高強度トレーニングになると、自分の能力ぎりぎりのところでトレーニングすることになります。

 特に、L4付近(SST、閾値)と言われるゾーンで走るときは体力の限界ギリギリで、調子によっては完走が難しくなります。

 そこで、ワークアウト完走には「ERGモードを切る」ことが効果的なのです。

☑ ワークアウトを完走するために、ERGモードは使わない

疲労がたまってきた時、ケイデンスを落としてレストすることが可能です。
一呼吸おいてから、規定ワット数に復帰しましょう。

 ERGモード使用中、疲労が溜まってきた時にケイデンスを落としてしまうと、再度復帰は厳しくなります。

男性ローディー
男性ローディー

ERGモードを使わなければ、計画しているワークアウトを諦めてしまわず、モチベーションと能力の向上に繋がりそうですね。

 効果的なロードバイクのトレーニングについても記事を書いています。

実走で必要な感覚を養えるため

 ペダリングやポジションなどを考えながら、実走に近い感覚で走りやすくなります。

 このポジションで、このペダリングをすれば、何ワット出力出来て、ケイデンスはどのくらいで回せるとか、なるべく実走に近づけて走れます。

 特に実走でパワーメーターを使っていない人にとっては、感覚を養うことが大切です。

 スマートトレーナーで向上するのは強さだけではなく、自転車に乗る感覚そのものでもあります。

☑ 実走に必要な感覚を養うために、ERGモードは使わない 

パワーやケイデンス、ペダリングの感覚を養うことが出来ます。
サドルのどこに座るのか、ハンドルのどこを握るのか、姿勢はどうするのか等、実走に必要な様々な感覚を養うことも可能です。
女性ローディー
女性ローディー

ペダリング技術とかポジションまで気にしながら走れるのは良いですね。

余裕がある時は出力を上げるため

 レストしてから復帰とは言いましたが、その逆もあります。

 余裕があるときに出力を上げることです。

☑ 余裕がある時は出力を上げるため、ERGモードは使わない

上手に活用すれば、設定した目標以上に追い込むことが出来て効率の良いトレーニングができます。

ERGモードは使わずにワークアウトしましょう!

 最後にもう一度おさらいです。

☑ ERGモードとは

ZwiftのERGモード
ERGモード メリット・デメリット
☑ ERGモードは使わない方が良い理由

ワークアウトを完走する確率を上げるため
実走で必要な感覚を養えるため
余裕がある時は出力を上げるため

 今回はZwiftのERGモードについて解説しました。

 ERGモードを使うのか、使わないのかは自由ですので、自分の体力や考えに合う方を選んで、楽しくトレーニングをしてもらえればと思います。

 最後まで見ていただきありがとうございました。

 それではまた!!

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