結論の前に、今回の解決策が当てはまる人について
今回紹介する解決策が適する方
☑ 主に接客業の方に効果的かも 普段の会話では問題ないが、決まった時に(お見送り、接客用語唱和などで)言えなくなる方 → 構えていると言えない。というのがしっくりくるかもしれません。
その解決策とは
☑ 「(ぁ)りがとうございます」 と発してみてください。
これを僕は「りがとうございます」の法則と今、名付けます。
最初の「ぁ」は、ほぼ言いません。
「りがとうございます」を意識してください。慣れてくると、自然と「ぁ」が少し聞こえるような言い方になってきます。実に自然です。最初違和感があるのは、気のせいです。
周りから特に指摘や注意を受けたことは無かったので、恐らく不快に思われるような言い方ではないと思います。
超フォーマルな接客業では通用しない手段かと思いますが、一般的な業界であれば可能な範囲ではないでしょうか。
僕の過去、この解決策に至った経緯
僕は接客業の経験がありましたが、なぜか最初からお客様に対して「ありがとうございます」が言えませんでした。
無理して発すると、呂律がまわらなくなり、「あ、あ、あ、あ、りぃがdhfk」みたいな感じになります。本当につらいです。
自分では言いたい気持ちが強いのに、言葉がでないという状況です。
普段の会話、接客対応中は言えるのに、言うぞ言うぞと身構えていると(お見送り、接客用語唱和の時など)に言うことが出来ませんでした。
はじめは、活舌が悪いんだなとか。歌もうまくないから発生が出来てないんだなとか考え、練習すれば良くなると思っていました。けど、いくら練習しても良くならなかったのです。
あるときネットで調べたら、同じ症状の人がおり、「吃音障害」というものがあることを知りました。練習しても治らない理由として、個人的に解釈したのは、精神的な影響を受けることで言葉を上手く発することが出来ないということです。
簡単に言うと、負の考えが頭をよぎるからです。自分は言えないんだ、出来ないんだ、という気持ちが先行してしまうからです。
そして吃音障害を調べるにつれて、絶対直してやるという気持ちが強くなり、試行錯誤してこの解決策にたどり着きました。
皆さんにやってほしいこと
まず僕が「りがとうございます」の法則を見つけるまで、自分の吃音を克服するまでには、いろいろ試行錯誤してきました。
直ぐにこの法則を発見できたわけではありません。ネットに掲載されていたあらゆる方法(発生、呼吸、話し方、精神状態、声の大きさ、姿勢など)いろいろ試しました。
けど、最終的には自分で編み出した法則で改善できたのです。出来ないと思って落ち込んでいたけど、諦めずに、どうして、どうやったらを繰り返し、自分に最適な方法を見つけたんです。
今回僕が紹介した方法が、ご自身の現状に適さなかったとしても諦めないでください。
そして、「自分は吃音障害だから仕方ない」で片づけないでください。
確かに、自分の現状を理解把握しておくことは大切なのですが、自分の現状を過剰に否定していては一向に症状は良くならないと僕は思っています。
例えばですけど、良く風邪をひき体調を崩しやすい人というのは、自分で体が弱く体調を崩しやすいと思っているからって聞いてことありませんか?
僕はこの考えはあながち間違っていないんじゃないかと思います。負の思い込み、考え方、こうなりたいって言う気持ちが強いと、人間そっちに向かってしまうんですよね。
だから吃音障害であっても、「治したい」「どうやったら治るのか」「どうすればいいのか。こういったプラスの思考を持って生活してほしいと思います。
諦めずに、試行錯誤する姿勢。これは無駄ではありません。必ず何かしら自分にとってのプラス要素が手に入ります。皆さんの健闘を応援しています!